4週間の実習記録
5月から始まったインターン実習もあっという間に終わりをむかえ振り返るととても充実した4週間だったと思います。今回の実習期間でニンニク掘りをしたり芝桜を植えたり高富地区の特産品作りを考えたりなど様々なことにチャレンジをしました。芝桜植えは今回2カ所での作業となり、最初は奈義町の広岡地区で、2回目は西粟倉村の大茅地区で芝桜を植えました。奈義町の方ではあいにく雨が、パラパラと降っていましたが自然の生き物たちとふれあいながら楽しく作業が出来ました。西粟倉村では地域の方々も沢山いらっしゃっていてお昼は手作りのごはんをごちそうになり普段は出来ないようなことをいっぱい体験させて頂き私にとって凄く貴重な時間になりました。
1週目では井原市(大江地区)でなんと人生初のニンニク掘り、根と茎を切る作業を体験させて頂いて大江地区ではお馴染みのガーリックパウダー、採れたてのニンニクを頂き更には6月2日に大江地区で行われたガーリックフェスティバルの目玉とも言われているスタミナ筋肉うどんの試食もさせて頂き、盛りだくさんな1日でした。
そして今回1番の課題とも言われていた吉備中央町(高富地区)の特産品作り。これは、本当に1番大変だったと言っても過言ではありません。まず高富地区で今回の特産品作りについての要望を聞いていき特に保存期間を重視しながら作業工程から機械について、更には高富の牛乳を使った特産品を考えて欲しいとおっしゃっていたのでそれも踏まえて1つ1つ自分達で調べていきました。中々慣れない作業だったため最初は上手く意見がまとまるのか心配でしたが、まず自分が出来ることとして地域を知ることから始めようと思い高富地区がどんな所でどんな人がいるのか自分が高富地区に住んでいたらどんな物が欲しいのかを考えていきました。実際に自分達で試食をしたりお店に行ってヒントを得ながらプレゼンの資料作りを進めていきました。色々と調べていくうちに特産品を作って販売する上での許可や施設基準など、かなりミッションがあり自分達が思っていたより遥かに大変だったことを痛感しました。
実は発表前日に美咲町にある、まきばの館さんにお邪魔をして色々とお話を伺ってきました。この時にはある程度特産品の候補は決まっていてフルーツバター・かき氷・アイスクリーム・ソフトクリーム・ジェラートこの5つを考えていました。まきばの館さんではソフトクリームはもちろんのことアイスクリームやシュークリームなども作られているそうで使っている機械や作業工程などのお話を詳しく伺うことが出来て凄く良かったです。
そしてプレゼン発表当日、地域の方々を交え発表をさせて頂きました。4週間にかけ様々な体験をさせて頂きましたが、自分達で考え提案をして何かをやり遂げることがこんなにも楽しくて自分の成長に繋がるとは思いませんでした。普段は人見知りで中々自分から行動することがないですがこの実習を通して積極的に自分から話ができるようになりました。 自分にとってとても濃くて貴重なインターン実習になったと思います。
まちづくり推進機構岡山の皆様をはじめ関わって頂いた地域の皆様本当にありがとうございました。