活動ブログ

24.10.27 「干柿用の柿の皮むき・吊るし」応援団(矢掛町山ノ上集落)

10月27日(日)、矢掛町山ノ上集落で岡山大学の学生2名が、元気!集落応援団として、干柿用の柿の皮むきと吊るす作業を行いました。(^^♪
山ノ上集落は、人口が約30名の小さな集落ですが、標高が高く、太陽の恵と冷たい風が吹き、霧が発生しない、他の場所にない優れた地形と気候を活かし江戸時代から干柿の生産を続けている集落です。
山ノ上集落の干柿は、品質・味共に大人気商品で、毎年「さと×まちフェスタ」や「晴れの国おかやま館」でも飛ぶように売れています。
集落が古くから特産品として受け継いできた干柿作りは、集落の高齢化が進み、作業も大変になってきています。そこで、集落からの要望を受け、応援団として柿の皮むきなどの手伝いを行います。

山ノ上干柿加工施設に到着。
農事組合法人山ノ上干柿組合の山岡代表理事が出迎えてくれました。
早速加工施設に入ると、すでに収穫された沢山の柿のコンテナが並んでいて、地域の方々が作業をされていました。


応援団の一人は、柿の皮むき作業、もう一人は、柿を吊るす作業に分かれて、それぞれ作業方法を教えていただき、作業を開始しました。


干柿にするために、まずは専用の機械で柿のヘタを綺麗に整え、次に、皮をピーラーで一つずつ丁寧に皮をむいて、最後に縄に柿を吊るして乾燥させます。
どの作業もコツがいるので、難しい(>_<) でも、さすが、地域の方々は早い!早い!(^^)/
昔、機械やピーラーなどが無い時代は、全て鎌を使って作業をしていたそうです。
ヘタを整える機械だけでは追いつかないと、女性陣が器用に昔の要領で、鎌を使ってヘタを整えていましたが、その技が凄い!見ていて感動しました(^_^)


最初は慣れない道具と作業に悪戦苦闘していましたが、だんだんと慣れてきた様子で、順調に作業が進んでいきました。
作業をしていると、軽トラックに積んだ大量の収穫した柿が、運ばれて来ました。
今年は夏の暑さで柿が少ないようですが、それでもたくさんの柿が収穫されていました。
オレンジに色づいた美味しそうな柿ですが、干柿用の柿は渋柿!美味しそうに見えても、このまま食べると、実は、とっても渋いのです。(*_*)

午前中の作業を終えて、お外にシートを広げてお弁当タイム(*^▽^*) お腹も膨れたので、午後からも頑張るぞ~(^^♪


午後からは作業内容を交代して、行いました。 
午後のおやつタイムでは、お茶とお菓子を地域の方が用意してくださり、みなさんと一緒に美味しくいただきました。
休憩後は、応援団は二人共、柿の皮むき作業を行いました。


15時30分になったので、応援団はここで作業終了。
頑張って皮むき作業をした柿が、綺麗に吊るされています。
吊るされた柿は、このまま約1ヶ月の間乾燥され、甘くて美味しい干柿ができあがります。 今から楽しみ✨
参加してくれた応援団のみなさんからは、「あれだけの大量の柿の皮をむいたことは初めてだったけど、楽しかったです。」「吊るす作業は難しくて、時間がかかったけど、貴重な経験でした。」「祖母の所で見た干柿とはスケールも量も違って、驚いた。ぜひ食べてみたいです。」などの感想が聞けれました。
参加してくださった応援団の皆さま、山ノ上集落の皆さま、本当にお疲れさまでした!
干し柿のシーズンには、毎週土・日の9時から13時まで、山ノ上農産物直売所で干柿が販売されているそうです。また、令和6年12月8日(日)に岡山市北区表町の上之町商店街で開催予定の「さと×まちフェスタ」に山ノ上集落の干柿が出店予定です。
山ノ上集落のみなさんが、手間ひまかけて作った絶品干柿をぜひ一度食べに、足を運んでみてはいかがですか?お待ちしています。


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