活動ブログ

インターン生実習ブログ2025 その4

岡山県中山間地域協働支援センターでの2週間のインターンシップで経験した活動を2つご紹介します。
● 吉備中央町豊野地区「案山子まつり」
インターンシップ1日目の9月7日、吉備中央町豊野地区で開催された「案山子まつり」に参加しました。このまつりは、実行委員の高齢化などを理由に2017年の第20回を最後に中断していましたが、私と同じ県立大の先輩方や教授の協力で、今年8年ぶりに復活したものです。
青空と山の緑、稲の黄金色を背景に並ぶ個性豊かな案山子たちは、見ているだけでも想像以上に迫力があり、とても面白かったです。当日は町内の方だけでなく町外からも多くの方が訪れており、子どもから大人まで楽しんでいる様子が印象的でした。会場にはキッチンカーも出ていて、案山子を見ながら昼食を楽しむ方も多く、とてもにぎわっていました。

また、県立大の先輩方が行っていた「ミニ案山子づくり」にも挑戦しました。自分の好きな柄の折り紙を使って個性豊かなミニ案山子を作る体験は、とても楽しく、愛着の湧く作品を作ることができ、良い思い出になりました。子どもたちが真剣に作っている様子も印象的で、見ていてほほえましかったです。
さらに、高梁市出身のマジシャンSORAさんによるマジックショーもあり、驚きと笑いの連続で、見ていてとてもわくわくしました。私自身も高梁市出身で、間近で見るのは初めてだったので、とても嬉しい体験でした。

私の仕事内容としては、受付や会場案内、案山子コンテストの集計、片付けを担当しました。普段の生活ではなかなか経験できないことばかりで、学びの多い一日となりました。
一度途絶えてしまったイベントを復活させるのは大変だったと思いますが、その結果、地域に活気が戻っているのを肌で感じることができました。地域行事を守り続けることの大切さを改めて実感した一日でした。

● 吉備中央町豊野地区「主基田稲刈り」
インターンシップ6日目の9月14日には、吉備中央町豊野地区で主基田(すきでん)の稲刈りに参加しました。ここでは、天皇に献上されるほど質の高いお米が育てられており、昔ながらの手刈りが恒例となっています。私は手刈りをするのがほとんど初めてで、地域の方が鎌でスパッと刈る姿を見て「すごい!」と思いながら挑戦しました。最初はとても難しかったですが、少しずつ慣れて上手に刈れるようになり、普段使わない筋肉も使って大変ながらも貴重な体験となりました。

昼食では、地域の方が地元の食材で作ってくださったお弁当を田んぼの横でいただきました。シートを敷いてみんなで囲む食事は久しぶりで、地域の方と交流しながら食べたお弁当は格別においしかったです。
午後からは、刈った稲を束ねて木にかけて干す作業を行いました。一般的には『はぜかけ』と呼ばれますが、この地域では『穂木かけ(ほぎかけ)』とも言うそうです。地域の方々と協力し、会話を楽しみながら進めることができ、とても温かい時間を過ごせました。筋肉痛にはなりましたが、本当に楽しい一日でした。
今回の体験を通して、地域行事に参加することで得られるつながりや温かさを実感しました。これまで「地域との関わりは少し面倒」と思っていた自分もいましたが、実際に触れてみるとその大切さを肌で感じることができました。地域の方々から「また来てね」と声をかけていただけたことも嬉しく、今後も機会があればこうした活動に参加していきたいと思います。


2週間のインターンシップを通して、地域の温かさや人とのつながりの大切さを改めて感じることができました。目に見える活動だけでなく、その裏で支える人々の思いや工夫にも触れ、地域の活動が多くの人によって支えられていることを実感しました。
また、普段の生活では経験できない新しい視点や考え方に触れることで、自分自身の視野が広がり、学びの多い時間となりました。地域と関わることの意義や魅力を肌で感じることができ、これからも自分にできる形で地域や社会とつながっていきたいと思います。
この2週間を通して関わった全ての方々に感謝するとともに、この経験を今後の自分の活動や学びに活かしていきたいです。

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