[あば村運営協議会]
人口:383人 高齢化率:51.4% 集落数:8集落
中国山地の中腹にあり、四方を1,000m級の山に囲まれています。全面積の94%が山林で占められており、集落には茅葺屋根の民家、道端には水車が残るのどかな風景の広がる地域です。
平成20年度から津山市の「住民自治協議会事業」に取り組んでおり、平成22年度に、環境に特化したムラづくりとして「エコビレッジ阿波構想」を策定しました。
平成27年には津山市との合併から10年を機に、住民自らの手で新しい村をつくることを決意し「あば村宣言」を行いました。 NPOによる交通空白地有償運送事業やJAが撤退したガソリンスタンドを住民出資の合同会社を立ち上げて「あば商店」を運営するなど暮らしの支え合い活動に取り組んでいます。
また、令和3年から持続可能な地域運営のための「稼ぐ」阿波地域の仕組みづくりを目指して「あば村山村活性化協議会」を立ち上げ、農林産物の高付加価値化や商品開発、観光資源や農林産物を活用した観光体験プログラムの開発など、取組を進めています。
地元農産物の販売として、つくだ煮や漬け物などのご飯のお供と米粉クッキーを統一ブランド「あば村おこめ日和」として商品化し、地区観光施設や「あば商店」で販売しています。