2015年度登録
[東鶴山地区を元気にする協議会]
人口:1,314人 高齢化率:48.8% 集落数:21集落
備前市の南西部に位置し、西は瀬戸内市と接する地域で、鶴海(つるみ)と佐山(さやま)の2地区からなり、約80%が山地です。鶴海地区は、ブルーライン鶴海インターから海沿いに広がり、佐山地区にはのどかな田園風景が広がっています。地区内には、柴田錬三郎生家、りおう山、菖蒲園、五本桜などの観光資源があり、イチジク、ぶどう、桃などの果物が栽培されています。
少子高齢化が進み、空き家や耕作放棄地が増加し、山林も手入れが行き届いていないのが現状です。集落機能の維持・強化や地域の活性化を目的として、「おかやま元気!集落」に登録し、耕作放棄地や空き家の対策に積極的に取り組み、人口減を食い止めたいと考えています。
海あり山あり里ありの豊かな自然環境を生かした子育てのしやすい地域の形成や若年層の定住化を図るための活動を行っています。
JA事務所跡地を改装し地域内外からのお客様を迎えられるように喫茶を始めています。毎月開催のふるさとサロンでは、大勢の地域住民で賑わっています。6 月には「花ショウブ祭り」11 月には「いも祭り」を開催し、協議会が栽培した野菜や女性部が作る寿司・菓子等をふるまい大勢の人で賑わいます。引き続き、これらの催しが地域の観光資源となるよう、花菖蒲園、栗園、竹林などの整備を積極的に行い、また、おもてなしの心を育てようと、年間を通じ県道沿いのガードレールの清掃活動や、地区の入口の花壇の手入れを行い、一年中美しい花で来られた人々の目を楽しませるよう、地域一体となり取り組んでいます。