2013年度登録
[六島まちづくり協議会]
人口:42人 高齢化率:66.7% 集落数:2集落
島内には、大正 11 年 12 月1日に点灯した六島灯台があり、令和4年度で 100 周年の節目を迎えました。六島灯台は、岡山県内で初めて設置された灯台で、水仙と合わせて島のシンボル的な存在となっています。平成7年ごろから「水仙と灯台」をキーワードに積極的に島づくりをすすめています。水仙見学ツアーや夏の水仙植栽ツアーを実施し、その取組によって水仙も増え、リピーターの観光客が大勢訪れるようになっています。
平成23年から六島まちづくり協議会を設置し、島づくりに若い世代の力を借りようと「インターンシップ」事業を展開しています。これまで、平成24年度から毎年春と夏に2~7名のインターン生を受け入れています。インターン生の発案で、空き家を利用した「島小屋」をリノベーションし、平成28年11月1日にオープンしました。現在、「島小屋」は関係人口の受入窓口としての機能を果たしています。
代表的な取組として、「瀬戸内海六島塾」を開催しています。過疎高齢化の中、島外の方が、まず関係人口として関わり、そして「移住」につなげる事業展開が必要とされる中で、島の良さを積極的に島外の方々に伝える取り組みを「塾形式」で実施することにより、関係人口を増やします。島暮らしは島民の方々が一番よく知っていることから、島民が講師になり、暮らしを体験できるプログラムになっています。