2010年登録
[大井野地域振興福祉協議会]
人口:127人 高齢化率:79.5% 集落数:6集落
新見市の北東部、標高500~700mに位置し、鳥取県日野町と岡山県新庄村に隣接する山間部の集落で、主な産業は、農林業(冷涼な気候を生かしたヒメノモチ米の栽培・加工、酪農、スギ・ヒノキの搬出など)となっています。
特にヒメノモチは地域内外から多くの好評を受け、正月用もちを中心にもちの加工品の販売を継続的に行っており、令和 4 年度に生産体制を整備し、更なる販路拡大と新メニューの開発などに取り組みながら、「もち」を核に自立した地域を目指し活性化に取り組んでいます。
高齢化が進行していますが、大井野地域振興福祉協議会が地域間を結ぶ枠組みでの活動を行っており、地域の資源(「御洞渓谷・赤松渓谷」や「標高1,000メートル級の雄山・雌山」「大佐ダム」など)を活かした新たな取組を通じて、より一層の連携強化を図るため、平成20年度から岡山県集落機能再編・強化事業に着手し、住民アンケート、土地資源調査による課題把握、地域資源の整備や交流人口の拡大のために試行的事業に取り組み、それを踏まえた「活性化プラン」を策定しました。
プランの基本方針である「共助の意識を深め、郷土を愛し、生きがいのある地域づくり」の実現を目指して活動を推進しています。