[楽じゃ!もむら暮らし]
人口:72人 高齢化率:41.6% 集落数:6集落
「下籾地区」は、標高300~350mにある集落で、日当たりと景観は格別です。しかし、人口の域外流出により過疎高齢化の勢いが加速して、昭和45年に170人いた人口は平成17年には95人にまで減少し、高齢化率は50%を超え、農業、地域の担い手がいなくなりました。そんな中、集落内の自治会役員を中心に、平成22年から空き家確保と移住者支援の取組を開始しました。平成23年の東日本大震災以降SNS等を通じた出会いがきっかけとなり、移住者が増加し、高齢化率は40%にまで下がりました。
しかし、過疎高齢化の解決に向けて未だ課題は山積みで、近年さらに増えてきた空き家の流動化や、地域全体で移住促進への合意、域外流出者のUターン促進などに向けて、地域が主体的に移住者と先住者での受け入れ態勢の整備を目指した取組を行っています。
下籾地域での地域交流事業では、田植え体験、稲刈り体験、餅つき体験等を実施しています。また、移住体験ツアーの受入を行政と協働して実施しています。