2021年度登録
[菅生をよくする会]
人口:396人 高齢化率:54.0% 集落数:22集落
新見市の北東部に位置した人口約 400 人、高齢化率が約 55%の山間地域です。
旧菅生小、中学校区を範囲とするコミュニティとして、古くから各種団体活動、ボランティア活動や集落ごとの行事等、活発に取り組んできましたが少子・高齢化、人口減少などにより、多方面にわたる取組みの必要性が増し、また、地域活動人材の不足など、様々な課題を抱えていました。
令和3年6月、これまで地域の振興と地域づくりを担ってきた二つの団体を統合し、地域における様々な課題を、行政との協働により、住民主体による課題の解決を図る地域の現実を目指し「菅生をよくする会」を設立しました。地域の将来像である「ワンフォーオール、オールフォーワン!~幸せの笑顔が広がる菅生~」を目指して、活動を推進しています。
代表的な取組として、コロナ禍から始めた「菅生花火まつり」が定着し、地域外からの参加者も増え、令和6年は、住民400人の地域に500人が参加して行われました。駐車場、トイレの確保等、環境整備にも地区民の協力の元、行っています。
新たな取組として、交通弱者の高齢者を送迎して、春と秋に集いの場を開催しました。春は桜の下で花見ができました。また、生活支援サービスとして、雪かき、草刈りの支援を実施しています。
子供もちつき大会も実施し、昔ながらの臼と杵で餅つきを体験してもらいました。
地域に伝わる「菅生村歌」を保存・継承していくために、音源を CD で保存し、花火まつりで、歌に合わせた踊り、参加者全員で歌ったり、歌詞入りのうちわを作成して地域に配布しました。