2019年度登録
[富地区地域づくり協議会]
人口:515人 高齢化率:53.4% 集落数:37集落
富地区は鏡野町の西部にあり、岡山県の最北部近くに位置しています。かつては木材と肉用牛の生産地として栄えてきましたが、現在はそのほかに「ヒラメ(アマゴ)」「椎茸」「自然薯」「水稲」などの養殖・栽培がなされています。
また、多くの観光資源があり、観光・入込客が増加しているため、観光・産業振興対策は地域をあげて取り組まれつつあります。
一方、人口の減少と高齢化により、集落の活動や伝統文化の伝承・維持も近い将来困難が予想されます。農業・観光の振興、文化・スポーツ、健康及び福祉、防災・防犯、環境など多くの分野での課題が生じてきます。
住民が協力し、地区課題への積極な取組により、豊かで住みやすい地域づくりを推進することを目的に、平成22年に「富地区地域づくり協議会」を立ち上げ、地域主体のまちづくりに取り組んでいます。
白賀渓谷や国指定重要文化財の旧森江家住宅など観光スポットが豊富にあり、地域の自然や風土、人々の営みのほか、伝統的行事や文化を対象とした写真を募集し、コンテストを行っています。また、高齢者見守り・サポート事業として、高齢者に「見守り弁当」を作り、安否確認を兼ねて訪問する見守り活動を行っています。