[社地域振興協議会]
人口:182人 高齢化率:51.1% 集落数:5集落
真庭市北部(旧湯原町)に位置する山間部で、自然豊かな地域です。また平安時代に朝廷から重視された格式の高い神社「式内社」については、美作地域に11社あるうちの8社がこの社地域にあるほか、中世の建造物とされる市指定重要文化財の大御堂は県内最古級の平安後期の部材が使用されていることがわかるなど、歴史的資源を豊富に有する地域です。
社地域では持続可能な集落形成へ向け、地域資源を活用した小さな経済の創出や次の世代の若者が暮らしたいと思う地域づくりを目指し、活発に会議や勉強会を開催しています。
式内八社をはじめとする地域の歴史や文化を伝えるため、社地域へ訪問される方に対して歴史ガイドを行っています。また、つなぐ棚田遺産「社棚田」を活用した田植え・稲刈り・餅つき体験を実施し都市部との交流を図っています。
放置竹林の整備のため、地域で伐採した竹を利用し、県内の大学生と協力して竹灯籠を作成。作成した灯籠を 12 月に佐波良・形部神社の境内に飾るやしろ竹あかりイベントを開催しています。
小さな経済の創出として、地域名と同じ名前のもち米「やしろもち」を使用し、しめ飾りや丸餅に加工販売しています。
グリーンスローモビリティの活用に向け、地域内運行を行い、乗客のニーズや利用方法について研究しています。